HOME > 企業情報 > メディア掲載記事 > 2005年07月26日 『日刊工業新聞』

柔軟で自在な配管可能
中興化成が耐薬品性ホース



2005/07/26 『日刊工業新聞』

中興化成工業(東京都港区、木曽節文社長、03・5251・7414)は狭いスペースで自在な配管が可能な耐薬品性フレキシブルホース(写真)を開発した。ホースを曲げた際の最も小さい内側の半径(最小曲げ半径)は従来品の6分の1。スパイラルホースでは対応できなかった箇所でも配管が可能になる。
 フレキシブルホースの新シリーズとして内径6ミリから24.8ミリメートルまでの6タイプを商品化した。価格は1メートル約1万円で、半導体・液晶製造装置の薬液搬送用配管向けなどに初年度1億円の売り上げを目標にしている。
 ら旋状に溝をつけた従来のスパイラルホースの曲げ半径は、ホース口径の1.5倍が限度となっている。それ以上、無理に曲げると穴があいたりホースが変形したりして液体の流れが悪くなる。このため柔軟に曲がるホースが求められていた。中興化成はフッ素樹脂製のホースに一つひとつ独立した「山」「谷」を形成し、谷の部分が一方の山に潜み込む形状に成形する製法を確立。最小曲げ半径がホース内径の4分の1と柔軟に曲げられるホースを実現した。
 透明性が高く、液体の搬送状態を確認できる。最高使用温度は150度C。半導体・液晶製造装置の配管用途のほか、フレキシブル性を生かした新規用途を開発する。

掲載記事一覧に戻る