ロトライニング

ロトライニングとは、回転成形技術を利用したライニング方法です。
配管用パイプや大型タンク、複雑形状の基材であっても
溶接箇所がなく、信頼性の高い、厚膜のライニングを形成できるため、
ふっ素樹脂の優れた特徴を充分に発揮できます。



特徴

・薬液の種類・使用条件に合わせて任意の肉厚設定(1mm~4mm)が可能です。
※薄膜による軽防蝕については別途お問合せください。
・特殊形状の配管にもライニング処理可能なため配管ラインでフランジ継ぎを少なく設計できます。
・枝管・突起形状の複雑形状でも継ぎ目のない肉厚膜が得られます。
・小ロット生産に適しています。
・負圧、高圧に耐える密着厚膜ライニングです。
・大型タンクでもマンホール1個あれば施工が可能です。



用途

化学プラント、薬品製造プラントなどの配管やタンクなど



基材の種類

ETFE:
プライマーを使用しなくても基材との密着性に優れ、工程の簡略化・コスト低減が図れます。
PFA:
ETFEでは影響がある高温域でも優れた耐蝕性を持ち、ヒートサイクル条件下でも数々の使用実績があります。

材質 構成 色調 耐食性 耐熱性 備考
ETFE 単層 乳白色 標準タイプ
PFA 複合層 ベージュ色 高耐タイ熱タイプ


他素材との比較

各種ライニング材の耐薬品性比較(常圧)

薬液 濃度(%) ETFE PFA 硬質ゴム
常温 50℃ 100℃ 常温 50℃ 100℃ 常温 50℃ 100℃
硫酸 10 ×
50 ×
98 × × ×
塩酸 5 × ×
35 × ×
フッ酸 10 × ×
50 × × ×
硝酸 5 × × × ×
60 × × × ×
苛性ソーダ 10 ×
25 ×
50 ×
ベンゼン 100 × × ×
トルエン 100 × × ×
キシレン 100 × × ×

○:使用可能、△:条件によっては使用可能、×:使用不可

※上表は試験装置による参考データであり、使用を保証するものではありません。
 仕様決定に際しましては、事前に弊社にご相談ください。

採用実績例

ライニングの写真1ライニングの写真2ライニングの写真3ライニングの写真4