
ライトは呼吸する。空気は通し、水は通さない。
4月からスタートしたC-Porous™ PTFE多孔質フィルム のメルマガ連載。
第4回となる今回は、ヘッドライトのベント膜の用途をご紹介します。
ヘッドライトは曇り・結露が課題となることがあります。
C-Porous™をベント膜として使用することで、防水・防塵を維持しながら、曇り・結露リスクの低減が可能です。
ヘッドライトは内部の温度変化によって空気が膨張・収縮し、外気(湿気)が出入りします。この時、外気温との差によって内部で結露・曇りが発生します。
近年のLED化により、「レンズ面が温まりにくく結露が消えにくい」という傾向があり、この課題はさらに高まっています。
ヘッドライトは、昼夜の寒暖差や点灯・消灯などにより、走行中も絶えず温度が変化します。その結果、灯体内部では空気の膨張・収縮が繰り返されており、ライトは“呼吸”することで内部状態を保っています。
そのため、ライトの筐体には「外気とスムーズに吸排気を行い、内外の圧力差を小さくする機能」が不可欠です。
ただし、単に穴を開けるだけでは雨水や粉塵も侵入してしまいます。ここで「空気は通すが、水・異物は入れない」という特殊な技術が必要になります。
C-Porous™は、空気は通して水は通さない特長を活かし、次のメリットを同時に実現します。
•曇り・結露リスク低減
•防水・防塵の維持
•シール部材への負荷軽減

また、PTFE由来の耐熱性・耐薬品性・耐候性も兼ね備えており、過酷な車載環境下でも安定します。
C-Porous™多孔質フィルム「SEF-010-03」「SEF-503M」
微細孔により通気性、透湿性を持ちながらも防水、撥水、撥油機能を兼ね備えています。ヘッドライト内部の差圧を調整しながら、防水・防塵性能を維持します。打ち抜き加工、シール加工も可能です。

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