現在の業務内容を教えてください
ふっ素樹脂は面白い。
さまざまな業界に多様なアプローチが可能です
西日本営業部に所属し、現在は兵庫県・滋賀県・京都府の3府県を担当しています。業務内容は幅広く、既存顧客へ新製品のPR、販売後のアフターフォロー、新規顧客開拓や市場調査などもおこなっています。
現在力を入れているのが「多孔質製品」と呼ばれる新しい製品の展開です。「水を通さずに空気を通す」という特殊な機能を持つシートで、自動車のリチウムイオンバッテリーやヘッドライト、モーターなど様々な部品で使われています。
ふっ素樹脂は多様な活用シーンが存在しているため、業界ごとの特色を掴んでおくことが大切です。継続してお客様と会い、新たなニーズをキャッチすることが営業の面白さだと思います。
中興化成を志望した理由は?
大学の実験室での運命的な出会い。
ふっ素樹脂の可能性にワクワクしました
就活では、大学で専攻していたバイオ化学の知識を活かせることに加え、多くの人と関わりを持てる営業職で働くことを目標にしていました。
中興化成との出会いは、大学の研究室です。実験で使用していたシールテープが中興化成の製品で、就活をする前から名前を知っていたんですよね。
実際に企業について調べてみたときは、ふっ素樹脂の可能性にワクワクしたのをよく覚えています。半導体や自動車などの生活に密着した製品に活用されており、将来的にも重要性が増していくのではないかと感じました。
仕事の面白さ、やりがいを感じた瞬間はありますか?
数年単位の案件が花開くとき。
お客様からの感謝の言葉が胸に響きます
お客様から困りごとをいただいてから解決まで、一連のプロセスを最後まで担当できるのは、この仕事をするうえでのやりがいだと思います。
当社の製品は、採用されるまでに時間を要するものもあります。たとえば、自動車の部品として採択されるまで、5年以上かかってしまうケースも珍しくありません。そのようななかで、入社3年目にして初めて、私が相談を受けてから最後まで携わることができた案件がありました。
お客様より「まさに探していた製品です」と感謝していただいた瞬間は、いまも忘れることができません。製品の改良も必要で、開発や品質保証も巻き込んで必死に取り組んだ案件だったからこそ、採用になったときの喜びはひとしおでした。
その後も新しい相談をいただけたり「中興化成だから相談したい」と言ってくれたりした経験は、いまも新しい仕事を獲得するモチベーションにつながっています。
入社前後のギャップや、職場の雰囲気も教えてください
他部署との連携が仕事の肝。
びっくりするほど風通しが良い職場です
お客様だけでなく、社内の他部署とも深い関わりをもつことは、働くうえでギャップに感じた点です。
入社前は「自社の既存製品をいかに売るか」を考えるのが営業の役割だと思っていました。しかし実際は、現状のラインナップだけではお客様の悩みを解決できないことも多いんです。
そのようなときこそ、お客様の要望を開発や生産の部署へフィードバックし、ともに新製品を生み出すことが求められます。営業だけでは成り立たない業務が多く、他部署との連携が欠かせない点は中興化成の特徴です。
また、職場の雰囲気については「本当にびっくりするくらい風通しが良い!」としか言いようがありません。困りごとを相談すると、誰しもが解決に向けて全力を尽くしてくれる風土があります。
最後に、思い描くキャリアプラン、これから成し遂げたいことをお聞きしたいです。
ふっ素樹脂で新たな市場を開拓したい。
自分なりの営業スタイルを確立させます
入社7年目を迎え、これまでと同じ営業スタイルではなく「自分なりのやり方」を模索する時期が来ていることは間違いありません。現在は市場調査や市場開拓に面白みを感じており、マーケティングの知識を取り入れるべく勉強を続けています。
営業としては、海外拠点での経験も積んでみたいですし、まだまだこの会社で成し遂げたいことがたくさんあります。「ふっ素樹脂が使われていない業界にも、まだ見ぬ可能性があるのではないか?」という思いのもと、今までないお客様との関係性を生み出せる唯一無二の営業になりたいです。
Daily Schedule
| 8:30 | 出社 |
|---|---|
| 9:00 | メールチェック |
| 9:30 | 顧客へのアポイント・見積対応 |
| 11:00 | 既存顧客との打ち合わせ |
| 12:00 | 昼食 |
| 13:00 | 新規開拓先との打ち合わせ |
| 15:00 | 帰社・各種問い合わせ対応 |
| 16:30 | 開発部とお客様情報の共有 |
| 17:30 | 退社 |