地元への思いを形にしたい。
建築用膜材の製造現場で見つけたやりがい

現在の業務内容を教えてください

建築用膜材の製造を担当。
24時間体制で品質向上に努めています

東京ドームのような大型スタジアムの屋根などに使われる「建築用膜材」を製造しています。ガラスクロスに樹脂を何度も塗り重ねてコーティングし、耐熱性や耐久性に優れた製品を作り上げるのが主な作業です。

製造前には、目視を含めて入念に異物の混入がないかチェックしなければなりません。製品の幅が4M近くあるため、取り扱いが難しく、慎重さと根気強さをもって作業にあたっています。

製品を機械に投入すると、7時間程度かけて自動運転が始まります。しかし、その間も樹脂の補充や清掃など、製品をスムーズに作るためのさまざまな業務が必要です。

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中興化成を志望した理由は？

地元に貢献したい。
その思いと合致したのが中興化成です

「生まれ育った場所への恩返しをしたい。」常にその思いを持っていた私は、就活の軸を「地元で働く」ことに定めていました。

中興化成について調べた際、率直に「地元に対しての愛がある会社」という印象を受けたのをよく覚えています。地区のソフトボール・バレー大会などへの参加、町をあげておこなわれる花火大会への出店、工場の近くにある海の清掃活動……。地元に積極的に貢献している姿勢に、企業としての魅力を感じることができたんです。

説明会に参加したときは、東京ドームの建築用膜材などの独自技術を持つ会社だと知り、ますます興味が湧きました。地元への貢献と、やりがいのある仕事の両方を実現できると思い入社を決意しました。

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仕事の面白さ、やりがいを感じた瞬間はありますか？

スケールの大きさとやりがいは比例する。
自由だからこそ効率を追求しています

大型スタジアムなどに使われるスケールの大きさゆえ、日々プレッシャーを感じながら仕事をしています。一方で、製品が無事に完成した際の達成感は格別で、責任があるからこそ生まれるものではないかと思っています。

私たちの職場では、一人ひとりが自分なりのやり方を見つけて作業しているのが特徴です。先輩から基本的な技術を学んだ後は「どうすればより効率的に、より品質の高い製品を作れるか」をそれぞれ考え、試行錯誤を重ねています。この自主性を重んじる環境も、仕事の面白さの一つだと思います。

外気温を取り入れる作業環境のなか、入社当初は仕事を覚えるため現場を走り回っていました。3年目を迎えたいまは、動きを最小限にする方法を身につけるなど、成長した実感を得ながら業務に当たることができています。

入社前後のギャップや、職場の雰囲気も教えてください

若手が活躍する企業。
地域イベントへ積極的に参加しています。

私の職場は24時間稼働しているため、日勤に加えて、夕方から深夜にかけて働く「準夜勤」、深夜から朝方まで作業をおこなう「夜勤」に分かれています。

それぞれの担当が「次の勤務者がスムーズに業務ができるように」と思いながら働いている点は、職場の雰囲気の良さを体現しているのではないでしょうか。たとえば「常に整理整頓をしておこう」「いずれ必要になる樹脂を多めに作っておこう」など、自然と思いやりが生まれています。

入社してからは、予想以上に地域活動への参加ができることに驚きました。私自身も、地元企業対抗のスポーツ大会や運動会に出場し、地域との関わりを実感できています。これからも、地元に貢献できる取り組みには積極的に参加するつもりです。

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最後に、思い描くキャリアプラン、これから成し遂げたいことをお聞きしたいです。

後輩がスムーズに成長できる職場に。
建築用膜材の素晴らしさも伝えたいです

現在の部署では一番年下のため、これから後輩が入ってくれることにワクワクしています。

私自身、仕事をこなしていくだけで精一杯だった1年目は、先輩に何度も不明点を聞いて少しずつスキルを蓄えていきました。今度は私が後輩に寄り添いながら、この3年で培った知識やノウハウを伝えられる存在になるのが一番の目標です。

また後輩には、建築用膜材の素晴らしさもぜひ教えたいと思っています。ふっ素樹脂の優れた点や、社会にどれだけ貢献しているかを伝え、この仕事を続けるモチベーションにしてくれたら嬉しいです。