現在の業務内容を教えてください
お客様の夢を現実に。
ふっ素樹脂の新たな価値を創出します
私が所属する部署では、ふっ素樹脂を使ったまったく新しい製品の開発や、既存製品に付加価値を付けるための実験をおこなっています。
中興化成の強みは、ふっ素樹脂を建築用膜材や多機能フィルムなど、さまざまな形状に加工できるところです。私が働いている宇都宮工場では、医療器具や自動車などに使用されるチューブの開発をおこなっています。
私たちのもとには、お客様からの「チューブの強度を強くしたい」「チューブの内と外で異なる特性を持たせたい」など、さまざまな要望が営業担当を通して集まります。それらをどのようにして形にするか、加工方法や材料の変更など、さまざまなアプローチで探っていくのが私の仕事です。
中興化成を志望した理由は?
選考中に感じた居心地の良さ。
入社後も気の合う方々に囲まれています
大学では、化学系の専攻をしていました。プラスチックの取り扱いや光分子の構造の知識を活かせる仕事を探すなか出会ったのが、ふっ素樹脂の加工技術が高い中興化成です。
入社の決め手は、企業全体に居心地の良さを感じたことですね。私は、面接で特別ドキドキしてしまうタイプです。しかし、どの選考段階においても、常にリラックスした空気を作ってくれていたのが中興化成でした。
こんな人たちと仕事ができたら嬉しいなと、自分が仲間になったときのイメージが湧いたのが大きかったかもしれません。現在入社3年目になりますが、いまも気の合う方々に囲まれて仕事ができています。
仕事の面白さ、やりがいを感じた瞬間はありますか?
お客様の理想を叶えたその瞬間。
これまでの試作の日々が喜びに変わっていきます。
お客様から求められているものを形にすべく、一から方法を探っていく過程や結果にやりがいを感じています。これまでの知見や経験をもとにし、スムーズに理想通りの製品が出来上がったときの達成感は、この仕事だからこそ得られるものではないかと思います。
もちろん、チューブの強度変更や極小サイズへの変更など、一筋縄ではいかない案件を抱えることも珍しくありません。とはいえ、限られた時間を有効活用するため、優先順位を付けながら実験を進めることにも面白さを感じています。
実験は一回で成功するケースはほぼなく、結果をもとにして少しずつ修正していくことがほとんどです。私が携わって1年になる業務は、これまで100回以上の試作を繰り返しています。
調合の量を変えてみたり、速度を変えてみたり、温度を変えてみたり……。調整できる余地が無限大だからこそ、成功したときの喜びも大きくなるのです。
入社前後のギャップや、職場の雰囲気も教えてください
周囲との関わりの多さに驚きを隠せない。
誰もが自由に休める寛容な雰囲気も魅力です。
開発職という性質上、研究室にこもり黙々と作業をするイメージをもっていました。しかし実際は、製造現場や営業など、他の課と関わる場面の多さに驚きました。上司との関係も密接で、孤独になりがちな作業のなかでも、一緒に実験を進めているような感覚で仕事ができています。
また、きちんと休日を取る意識が社員全体に行き渡っているのは、部署だけでなくこの会社の魅力です。有給休暇についても、年齢関係なく誰もが自由なタイミングで取得できています。私も計画的に休みを取れており、この前は会社の先輩とランチを楽しんできました。
最後に、思い描くキャリアプラン、これから成し遂げたいことをお聞きしたいです。
憧れの先輩の背中を追う。
お客様の「欲しい」を実現する知識と経験を蓄えます。
直近の目標は、同じ課の先輩と同レベルの仕事ができるようになることです。いまの私と先輩の決定的な違いは、製品に対する知識はもちろん、次々と湧いてくる豊富なアイデアの量にほかなりません。
また、お客様が求めていることに対し、包括的に考えられる点も尊敬しています。製品の品質だけでなく、コストや納期まで含めた試作品をスムーズに作れる姿をみて、まさにいまの私が目指すべき姿だと感じました。
少しでも憧れの存在に近づくため、まずは目の前の実験を成功に導き、お客様に「欲しい!」と思わせる製品をどんどん作っていくつもりです。何でも気軽に相談しやすい中興化成であれば、右肩上がりに成長し続けられると思っています。
Daily Schedule
| 8:00 | 出社 |
|---|---|
| 8:30 | 朝礼、メール確認 |
| 9:00 | 試作 |
| 12:00 | 昼食(お弁当) |
| 13:00 | 試作品評価(寸法測定、物性試験、外観観察など) |
| 15:00 | 評価結果まとめ・報告 |
| 16:00 | 翌日の準備、メール確認等 事務作業 |
| 17:00 | 退社 |