Closs talk 新人座談会

学生時代に学んだ分野に限らず、自分の力を発揮できる場所。

就職活動中の皆さんは、中興化成にどんなイメージがありますか。
「ふっ素樹脂加工のメーカー」といわれても、具体的にイメージできる学生の方は少ないのではないでしょうか。
今回、インタビューをおこなった4人の若手社員も「ふっ素樹脂って何?ちょっとおもしろそう」からはじまりました。
中興化成に興味をもった、ちょっとしたきっかけから入社し現在に至るまでそれぞれの経験をたっぷり語ってもらいました。ぜひ、就職活動を乗り越え、成長した「若手社員の声」を感じてみてください。

  • 2014年入社

    大森 貴文
    開発本部 商品開発部
    商品開発課

    入社5年目。 柔軟な発想を心がけながら製品の開発に挑んでいる。もともとは人前に出るのが苦手だったが持ち前の明るい性格で、先輩・後輩を問わず親しまれている。

  • 2017年入社

    竹本 郁恵
    開発本部 宇都宮開発部
    宇都宮開発課

    福岡県出身で入社2年目。大学時代は有機化学を専攻し、中興化成初の女性技術者として、自動車や半導体装置などに用いられるふっ素樹脂チューブの開発に携わっている。

  • 2017年入社

    鳴澤 友稀
    営業第1本部 東京支店
    営業第2課

    入社2年目の若手営業マン。大学時代は有機合成を専攻し、技術職を希望して入社したが、入社研修後は営業課に配属され、自分の新しい一面を発見。日進月歩をモットーに奮闘中。

  • 2017年入社

    山本 和樹
    営業第1本部 大阪支店
    営業課

    三重県出身で入社2年目の若手営業マン。積極的にお客様のところへ足を運び、自らの営業スタイルを模索しつつ、尊敬する先輩社員を目標に奮闘中。

皆さんの、現在の「仕事内容」について教えてください。

大森― 松浦工場で製品の開発を担当しています。職場では、「ファンキーな発想をする」と言われています(笑)。

山本― 大阪支店で営業課に配属されています。職場では一番の若手で、最近ようやくお客様を担当させてもらえるようになりました。

鳴澤― 私も東京支店で営業課に所属していて今はお客様から頂く問い合わせの対応をしています。

竹本― 私は宇都宮工場の開発課で、自動車や理化学機器などに用いられるふっ素樹脂チューブの開発をしています。中興化成では初の女性技術者として配属されました。これからは女性技術者も増えていくと聞いています。生産現場には女性社員が配属されていますが、開発課は男性ばかりなので、早く女性の技術者仲間がほしいですね(笑)

山本― 私と鳴澤くん、竹本さんの3人は、2017年入社の同期なんです。今は皆、職場は違いますけど入社した最初の1年間、宇都宮工場(栃木)と松浦工場(長崎)で半年ずつ製造現場に配属された時に一緒に働いているんですよね。

中興化成に入社した「決め手」は、何ですか?

大森― 私は出身が大阪なのですが、たまたま東京に来る機会があった時に中興化成の面接があったので参加しました。そうしたらとんとん拍子に進み、最終面接では役員8人対自分1人という感じだったので驚きましたね。
入社の決め手は、「プライベートの時間がしっかり持てる」と聞いたことかも(笑)。どんなに好きな仕事に就けても、リフレッシュできないと身体に無理が出たりしますからね。

山本― 自分が当社を知ったのは大学の先輩が大森さんと同期入社で、興味本位で説明会に参加したのがきっかけです。大学の専攻とは少し違う分野でしたが、同じ化学系でしたし「日本初のふっ素樹脂加工専門メーカー」ということで興味が湧いたことが入社の決め手ですね。最終面接は大森さんが話した通りインパクトがあったことを今でも覚えています。

鳴澤― 私は化学系の就職先を探していて、最初に内定をもらえたのが中興化成でした。かなりのインドア派なので、入社してみたら大森さんの言うように休みが多くてとても嬉しいです。

山本― そうそう。私も休みが多く有給休暇を取りやすいと聞いて、「福利厚生がしっかりしているんだな」と好印象でした。それに、説明会で風通しが良い社風だということも聞いていたので、それもいいなと思っていました。

竹本― 私の出身は福岡で、地元にゆかりのある会社で働きたかったんです。中興化成は福岡にオフィスがあったので、博多で開催された説明会に行ったらふっ素樹脂が面白そうだったのでそのまま面接に挑みました。
ふっ素樹脂の加工は大学の専攻分野ではありませんでしたが、選考が進むうちにふっ素樹脂がさまざまな分野で使われている魅力的な素材であることと、加工が難しいということを聞いて「挑戦してみたい」という気持ちになったことが、入社の決め手になりました。

入社前と入社後で、会社の印象に変化はありましたか?

大森― 入社する前は、「入社したら一番の若手なので先輩に毎日叱られながら、仕事を覚えていくのかな」と思っていたんです。もちろん、今まで先輩に甘やかされてきたわけではありませんが、フレンドリーな方が多いので自分から臆せず話しかけるように心がけました。おかげで5年経った今では、勤務している松浦工場だけでなく本社や支店にも気軽に話せる社員が増えました。

山本― 大森さんは大阪支店でも有名ですよ(笑)。私は、入社1年目と2年目の今はすごくギャップがありますね。1年目は「工場で作業内容をじっくりと学ぶ」という感じでしたが、2年目に大阪支店の営業課に配属されてからは、「実践で揉まれて学ぶ」という感じで毎日のスピード感が全然違います。お客様によって製品の使い方が異なるのでお話していると学ぶことがとても多いですね。

鳴澤― 私は、もっと堅い雰囲気でピリピリしているのかなと思っていたのですが、そんなことがなくて安心しました。オフィスもパーテーションがなく別の部署の席まで見渡せるくらい開放感があるんです。“風通しが良い”という社風がにじみ出ていると思います。

竹本― 私がギャップを感じたことは、採用試験の時にはあまり女性を見かけなかったのですが、入ってみたら意外と多かったことですね。特に工場には同世代の女性社員も多く、お昼には一緒に食堂で食べたり、ときはプライベートで遊んだりしています。

大森― どの職場でも、上司も同僚もとても話しかけやすいし、何でも相談しやすい雰囲気だよね。

中興化成の「ここが好き」と思う点はどこですか?

鳴澤― やっぱり、自社製品に誇りを持てるところでしょうか。どの製品も特長があるので一つ一つが熱くPRできますよね(笑)。それと職場の人たちがとても明るいところも好きです。東京支店の周りにはたくさん美味しいお店があって、食べ歩きができるのもとても楽しいです。

山本― いわゆるBtoB企業の製品は普段、目にする機会が少ないと思います。でも当社は「東京ドーム」の天井材や駅舎の屋根材など、身近なところに製品が採用されています。お客様や友人にそのことを話すと「そんな製品をつくっているんだ!?」と驚かれることがあるんです。それを聞くととても誇らしい気持ちになりますね。

竹本― 私は、開発課に配属された時、工場の中で仕事をすることが多いから、他の場所で働く社員とは中々、知り合えないのかなと思っていました。でも様々な機会で交流を持てる環境があってとても好きですね。皆と知り合いになれる距離感なんですよ。

大森― 私は、若手社員でも会議の場で自分の意見を発言しやすいところでしょうか。もちろん初めの1年間は知識不足や緊張もあってなかなか言えなかったのですが、2年目からは積極的に発言できるようになりました。若手であっても意見を求められることがあるので常に「自分ならどう思うか」「自分はどうしたいのか」をいえるようにアンテナをはっています。

就職活動中の学生の皆さんに向けて、メッセージをお願いします!

竹本― 大学で研究していた分野を仕事にして突き詰めていくことができればそれは素晴らしいことだと思います。そして、その仕事ができる会社から内定をもらえたらベストですよね。でも、沢山の会社説明会に参加して新しい分野に挑戦してみると新たな知識や新しい仲間と出会えたり、想像していかなった経験ができると思います。今はふっ素樹脂を研究していなくても当社に興味があったらぜひ、会社説明会に来て欲しいですね。そして女性で技術者を目指しているのであれば一緒に働けたら嬉しいです。

山本― 就活中は、内定をもらうことに全力を注いでしまって他のことを考える余裕はないと思います。自分もそんな状態の時がありました。でも「その会社に入社して自分がどんな人間になりたいか」というところまで考えてほしいと思います。そうすると、自分が「憧れの会社で頑張って食らいついていくぞ!」と思っているのか、「縁のあった会社で将来、自分が引っ張って行くぞ!」と思っているのか客観的になれてきっと、入社後の仕事がやりやすくなると思います。中興化成には50年以上の歴史がありますが、ふっ素樹脂の可能性はこれからも広がっていくと思うので将来の可能性を掘り起こしたい人にぜひ来てほしいです!

鳴澤― 自分はもともとインドア派なので、実は入社してから1度だけ、辞めたいと思ったことがあるんです。それは工場での研修を終えて営業に配属されたときでした。コミュニケーションをとるのが苦手だったので自分に合うのか不安で…。でもそれから半年が経った今では、「こんな生き方もあるな」と思い始めました。自分は「内向的な性格だから工場勤務が向いている」と勝手に思っていたけれど、視野を広げたら営業もアリだったんですね。だから就活中の皆さんも、考えに固執せず広い視野を持てば生き方も変わるし、夢はまた広がるはずです。

大森― 私も入社したての頃は人前に出ると真っ赤になってしまうほどの、あがり症でした。でも今では社内会議や客先で自分の意見を言えるようになりました。そう成長できたのは、中興化成の社風がそれぞれの個性を受け入れて、仕事についての考え方を伸ばす会社だからだと私は思っています。皆も言っていたことですが、自分の専攻に捉われず、沢山説明会に出て面接を受けて、縁があって内定をもらえたらその中から直感で決めるしかないと思うんです。なぜなら、入ってからしか分からないことはたくさんあるから。
これから入社してくる皆さんと切磋琢磨して、この会社を盛り上げていきたいですね!

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中興化成には、自分の新しい一面に出会え、
一緒に成長できる仲間がいます。

学生時代に専攻した分野や経験は人それぞれです。中興化成は化学メーカーですが文系・理系問わず、さまざまな経験や知識を持った人が集まっています。自分の学歴や専門分野にこだわらず、まずは説明会に参加してみてください。多くの学生の皆さんと出会えることを楽しみにしています。

※掲載されている情報は、撮影当時のものとなります。

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